子どもは光のような速度で育つ、と言いますが、生まれた子どもがいわゆる「赤ちゃん」の期間は本当にあっという間に終わるんだろうな〜としみじみ思う今日この頃です。
その中でも特に「新生児」(※新生児とは生後4週間までの赤ちゃん)の期間って、産後のダメージが大きい身体&忙しく眠れない生活中ということもあり、気づいたら終わっていた・・なんてことになりかねなさそう。
そんな短い新生児期間を写真で記録できるのが「ニューボーンフォト」。
海外・日本を含め、新生児期にニューボーンフォトを撮る人が増えています。出張撮影や写真館の公式サイトにも「ニューボーンフォト」というジャンルが確立されています。
その赤ちゃんにとって一生に一度しかない貴重な「新生児」の状態を写真におさめておきたいので、私もニューボーンフォトを撮影することに決めました。
ということで、きょうはニューボーンフォトについてあれこれ書いていきます。
ニューボーンフォトって?ポイントは背景・小物と衣装
母に「ニューボーンフォトを撮るつもりなんだ」と伝えると、予想はしましたが、「なにそれ?」と言われました。
口頭で説明するとなると、「新生児にかわいい衣装を着させて寝ているところを写真に収める」という若干怪しい(?)紹介になってしまったため、百聞は一見にしかずだよね、と、とりあえず写真を見せました。
さまざまなニューボーンフォトを見てきましたが、私的ポイントは以下の通り。
- 背景・小物へのこだわり
- 衣装へのこだわり
- 背景・小物と衣装のマッチ度
基本的に「背景・小物」と「衣装」の色や質感が統一されていると惹かれます。
逆に言うと、「背景・小物」と「衣装」にこだわって、統一した雰囲気にすればたとえ素人だとしても「それっぽいニューボーンフォト」が撮れそうです。
ポイント①背景・小物
ニューボーンフォトは、自宅で撮影することも可能ですが、一般的なのは、スタジオでの撮影、もしくはカメラマンが自宅まで来て撮影してくれる「出張撮影」です。
スタジオで撮影すると上記写真のような、可愛い衣装+小物が揃っていますが、自宅撮影or個人のカメラマンさんに撮影を依頼する場合は、自分で小物や衣装を揃える必要があります。
小物はネットで「ニューボーンフォト小物セット」を購入して揃えるのが一番ラクチン。
カゴ(直径約42cm)+カゴの中に入れるクッション+welcomeと書かれたボードのセットで8,580円などのセット商品を購入してしまえば、あとはなんにもいりません。
もちろん、1つ1つこだわって購入することも可能で、100均や300円ショップでも必要な道具は全部揃えられます。1つ1つ買う場合は、
- カゴ
- ふわふわのクッション
- 髪飾り
- ドライフラワー
などがあるとそれっぽいセットをつくれます。
ポイント②衣装
個人的には、ニューボーンフォトの衣装はおくるみが断然かわいいと思っています。
おくるみはいろんなデザインがあるのはもちろんお値段もピンキリです。「セレモニー用」「退院着」などの記載があるものは一万円を優に超えていたり。
私が購入したのは、ベルメゾンの2,000円以下のおくるみです。セレモニー用ではありません。ニューボーンフォトを撮るのに、背景などと合わせやすいベージュであることや、コットンガーゼでお肌に優しいところ、ベーシックで普段使いしやすいところが気に入って購入しました。
【ベルメゾン】コットンガーゼのくったりやわらかマルチブランケット 【おくるみ・授乳ケープにも】
ちなみにおくるみにはマフラーとかスカーフのように色々な「巻き方」が存在しますが、ニューボーンフォトにぴったりのおくるみの巻き方は断然「おひなまき」。
この巻き方だと、前出の写真のように赤ちゃんの小さなおててが首のすぐ下からちょこんと顔を出してたまらなくかわいい・・♡
おくるみはベーシックすぎる・・もうちょっとクリエイティブな、人と違うニューボーンフォトが撮りたい!という方には、うさぎちゃんなりきりセット海外セレブなりきりセットなどもおすすめです。どちらも2000円以下で買える衣装セットです。おくるみより安いものも結構あって驚きます。
ニューボーンフォトの撮影は「生後0日〜28日」に
写真館大手のスタジオアリスの公式ウェブサイトによると、生まれてから4週間(28日)までの「新生児期」に撮るのが一般的、おすすめは生後21日まで、とのこと。
ニューボーンフォトは新生児期の記念写真であるため、新生児とされる期間「生後0日目~28日目」に撮影するのが一般的です。
ただ、ニューボーンフォトの魅力を最大限に引き出せるのは新生児期のうちでも特に早いうちだといわれています。生後間もない赤ちゃんは、お腹の中にいたときの姿勢を自然に取ることから、この時期特有の神秘的な写真を残しやすくなります。
そのため、可能であれば生後21日目までにニューボーンフォト撮影を済ませられるとよいでしょう。
出典:スタジオアリス「ニューボーンフォトはいつまでに撮る?生まれたての姿を一生の思い出に」 最終閲覧日:2023年8月21日
生後6日間程度は入院することを考えると、現実的にはおうちに戻ってきてちょっと落ち着いた生後10日くらいでチャレンジするのが良いかなと思ってます。
ニューボーンフォトの実例写真
ここで、ストックフォトサイトで見つけたかわいいニューボーンフォトをご紹介。
↑手をグーにしてきゅっと結ぶと、何かお願いごとしてるみたいでかわいい〜!こんなちっちゃい枕ってあるんだーとちょっと驚き。
↑ピンク&紫のふわふわ素材で統一したコーディネートが素敵!ヘアバンドがなんともキュート。
やはり、背景・小物と衣装の統一感があるとしっくりきます。
大手スタジオにお願いするとセットプランでも40,000円〜
一生に一度の撮影。自分で撮るよりプロにお願いした方が断然クオリティは高そう。ですが、お値段も結構かかります。
スタジオアリス、スタジオマリオ、スタジオアンなどの大手写真スタジオでは、基本的には撮影料+商品代で価格の請求があります。
どんな商品を購入するか、データは購入するか、などによって価格に大きな開きがありますが、参考までに、スタジオアンとスタジオアリス、それぞれの安いセットプランの内容を確認すると、以下の通りでした。(2023年8月21日現在)
スタジオアン「フォトコレコース」:税込40,700円
- 撮影データ:60カット程度(スタッフセレクト/色補正・修正無し)
- 修正済み写真データ:7カット
- フォトコレ写真集:3面7カット入り
スタジオアリス「トライアングル台紙セット」:税込41,580円(平日撮影)
- 撮影データ:30カット
- アルバム(3面台紙/約12.7cm×約12.7cm):3面3カット
- 撮影優待券
出張カメラマンのマッチングサービスだと2万円程度で撮影可
「写真を撮ってほしい個人」と「フォトグラファー」(個人でマッチングサービスに登録されているカメラマンさん)をマッチングするサービスを利用すると、スタジオよりだいぶお安く済みます。(ただし、撮影小物等は自分で揃える必要あり。フォトグラファーさんによっては持参してくれる方もいそう)
「商品とか要らないからとにかくデータをたくさんほしい」という方はスタジオ撮影よりもこのようなサービスを利用するのが合っています。
例えば、家族アルバムアプリで有名な「Famm(ファム)」(国内120万人のママユーザーを抱える)が手がけるサービスFamm(ファム)出張撮影では、平日なら21,780円(税込)で、
- 60分の撮影料(撮影対象人数に制限なし)
- 75枚以上の写真データ(撮影時の状況または天候等により当該枚数に達しない場合あり)
- フォトグラファー指名料 ・出張料
がついてきます。
サイト上で希望の日付・場所を入力すると、予約可能なフォトグラファーさんが出てくる仕組み。サイト上で事前にそのカメラマンさんの顔写真(アイコン)や過去に撮影した写真を確認できるので、結構安心できます。また、運営が家族アルバムアプリの会社なのでベビー、キッズ、ファミリー撮影に特化しているところも安心できるポイントかも。
↑スタジオに頼んだときと同じようなクオリティで写真撮影できるのは嬉しい・・!
同じく業界大手のOurPhotoはさらにリーズナブルで、1回の撮影は税込11,000円〜です。この中には、「写真データ30枚分」と「出張費」が含まれています。
フォトグラファーさんによって料金が異なりますが、ざっと見た感じ、「おすすめカメラマン」に表示されている、人気なのであろうカメラマンさんは平日撮影で15,000〜25,000円くらいでした。
「手頃な価格のフォトグラファー」には、広告通り、平日の場合11,000円で撮影してくれるフォトグラファーも表示されていました。
在籍しているフォトグラファーさんは約1,900人、プロからアマチュアまでいるので、評価やポートフォリオを確認して「この人にお願いしたい!」という方が見つかったらラッキー。
ちなみに、私のような「出産を前に自分で良いカメラ買った勢」は、自分で撮りたい!と思っているはず。自分で撮るときにも、マッチングサービスのサンプルフォトは参考になるので良いと思ったフォトは保存して撮影時に参考にしながら撮ると撮影がスムーズに進みそうですね!
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